スマホカメラの高性能化に伴い
縮小が進むコンデジ業界において、
何とか頑張って気を吐いているのは、
1.防水タフネスコンデジ
2.1インチセンサーコンデジ
この2つのカテゴリーだ。
防水タフネスコンデジでは、
オリンパスのTG-5が好調なのだが、
センサーサイズが1/2.3なのに、
少し不満を持つ方もいるという。
1インチセンサーで、
「防水タフネスコンデジを!」
そんな一部のカメラファンの要望に
応えて登場したのが、ソニーRX10だ。
本機は、
1.0型積層型CMOSイメージセンサーExmor RS™
有効約1530万画素メモリー一体型と、
ZEISS® Tessar T* 24mm広角レンズを搭載。
水深10mの防水性能や
2.0mの落下耐性
200kgf耐荷重の堅牢性を備えているという。
更に960FPSのスーパースローモーション撮影も可能と
水中撮影やアクション撮影を
美しい画質で撮影したい
そんなカメラファンの要求に応える一台になりそうだ。
ただし、万人受けしない1台であるのも事実。
単焦点レンズなので
ズーム撮影ができないし、
チルトやバリアングル液晶でないので、
自撮りもやりにくい。
それでも、間違いなく
このカメラの登場を望んでいた人もいる。
そんなマニア向けの本機だが、
まずは、そんなニッチな要求に応えてくれた
ソニーに拍手を送りたい。