今回紹介するのは、

この夏モトローラが発表した

シムフリースマホ「Moto Z2 Play」


moto Zシリーズの特長は、

何といっても

様々なMoto Modsを装着できるところ…


背面をお洒落にしてくれるカバーや

充電パックはもちろん


光学レンズ付きカメラユニットや

ビデオプロジェクター、ゲームパッド等…


ガジェットファンにとっては、

興味深々のシムフリースマホだ。


しかし、日本では…

それほど、人気が高い訳ではない。


HuaweiのP10Liteと比べると、

人気に雲泥の差がある。


その理由はなぜだろうか?

性能がP10Liteに比べて劣っている訳ではない。

デザインについては、人それぞれの好み…


そうなってくると…

後の違いは、端末価格の差である。

P10liteが2万円台後半で買えるのに対して

(ワイモバイルでは、SIM契約とセットで9800円)

Moto Z2 Playは5万円を超えている。


この価格差が…

圧倒的な販売台数の差につながっていると思う。


またmoto modsの価格も以外に高い。

例えば…ハッセルブラッドの

光学レンズカメラユニットは3万円近くするし、

JBLのスピーカーも1万円以上する。


この価格を出すなら…

ニコンのクールピクスA900が買えるし、

スピーカーも、音質の良い製品が安く買える。

合体ギミック的な面白さはあるものの、

コスパバランスが悪く、

実利的なメリットが乏しいものが多い。

(バッテリーパック等は便利だと思うが…)


それ以外に、

コスパ度外視の人にとっても、

この端末を選択しない理由がある。


その理由は、SOC性能の低さである。


スナップドラゴン626は、

ミドルレンジとしては

バランスが良いCPUだが、


3Dゲームをバリバリ楽しみたい人には

少し物足りない性能だ。

3Dマークのスコアを見ていただきたい。


コスパ度外視の性能重視の人は、

スナップドラゴン800番台SOC

こちらの機種を選択するだろう…


私の感想をまとめると、


「帯に短し、襷に長し」


そんな端末ではないだろうか…


しかし、moto modsなど

チャレンジあふれるモノづくり精神は、

個人的には、大いに好感が持てる。


「頑張れ!モトローラ」

備考:上記動画では現在発売されている
MOTO MODS を一挙に紹介しています。