スケッチ

毎年2回行われる大型アップデートによって、進化を続けるWindows10。今回のアップデート「Windows10 October update 2018」 によって、進化した点の中から、今回は「付箋」(スティッキーノート)の変更点について紹介したいと思います。

大幅に進化した「付箋」アプリ

これまでの、付箋アプリは「使い捨てメモ」的な使い方が中心でした。私の場合、ちょっとした用事等をメモし、用事が済んだら付箋を削除すると言った具合でした。

しかし、今回のアップデートにより、単なる使い捨てメモアプリから、大幅に進化している。

進化ポイントその1「自動保存」

これまでの付箋アプリは、スタンドアローン型のアプリでしたが、今回のアップデートでクラウド型アプリに生まれ変わりました。作成した付箋メモは、マイクロソフトのクラウドストレージ内に、リアルタイムで自動保存されます。

進化ポイントその2「複数のデバイスで共有」

クラウドに自動保存される様になったため、同じマイクロソフトアカウントでサインインすれば、複数のデバイスで付箋を共有することが出来る様になりました。このおかげで、自宅のデスクトップで作成した付箋の内容を、出張先のモバイルPCで閲覧・編集することができる様になりました。

進化ポイントその3「付箋の検索」

保存された付箋メモの中から、必要なメモに直ぐにアクセスできる様に、検索機能が追加されました。検索窓に必要な「キーワード」を入力すると、そのキーワードが書かれた付箋メモだけをピックアップして表示してくれます。

「グーグルキープ」に近づいた「付箋」

上記の様に、クラウドアプリ化することによって、より便利に使える様になった「付箋アプリ」ですが、個人的には、特に大きな感動はありませんでした。上記の進化点は、クラウドアプリなら当然のことだからです。今回のアップデートによって、グーグルのメモアプリ「グーグルキープ」に近づいたなあ、という印象ぐらいしかありません。

【私の場合】

保存したいメモやアイデア…グーグルキープ

保存しなくてもよいメモ…付箋(スティッキーノート)

という具合に、既にメモアプリを使い分けています。

グーグルキープより前に付箋アプリがクラウド対応していたら、神アプリだったのですが…

ちなみに、付箋アプリは、Windows Ink ワークスペースより、開くことができます。ウインドウズインクワークスペースの使い方等が分からない方は、下記の動画を御覧ください。