先日、任天堂が
スイッチオンラインの概要を発表した。

ゲーム機のハードメーカーが、
有料のオンラインサービスを始めることは
珍しいことではない。

既に、プレイステーションのソニーも、
XBOXのマイクロソフトもやっている事だ。

しかし、
今回のニンテンドーのやり方には…
ちょっと疑問符が残る。

なぜならば…
ニンテンドーのゲームは
子供を対象にしたものが多いからだ。


実際私の息子たちも…
Wii Uのマイクラやスプラトゥーン
で毎日オンラインプレイを無料で楽しんでいる。

そのオンラインプレイが…
月額有料会員しか遊べなくなるのが、
スイッチオンラインサービスの肝だ。

正直、月額300円
年間一括契約だと2400円と
金額的にはたいしたものではないが…

問題は、金額の大小ではない。
一番のネックは、月額課金にすることで、
親の承認を得る必要があると言うことだ。

ゲームに理解ある親なら、問題はない。
しかし、教育熱心な親や、
子供がオンラインゲームに熱中する姿を
こころよく思わない親も沢山いるだろう…

そうなってくると…
せっかく、お年玉で新しいソフトを買っても…
親にオンラインサービスの入会を拒否されて…
子供が泣きじゃくる…

そんな光景が容易に想像できる。

任天堂が月額有料のサービスを始めるのは構わない。
しかし、購入したゲームのオンラインプレイだけは、
これまで通り無料で提供し続けてほしい。

ゲームに興味のない親にとっては、
オンラインプレイのできないスプラトゥーンは、
気の抜けたサイダーだという事を知らないのだから…