秋の一大イベント「運動会」
子供たちは…
この日に向けて練習した「演技」を披露し、
大人たちは…
「演技」を記念に残そうとカメラマンになる。
しかし…
躍動する子供の姿を、撮影するのは難しい。
特に私の様なアマチュアにとって、
運動会撮影は「最高クラス」の難易度だ。
その理由は…
1.良い撮影ポジションを確保できない。
2.動き回る子供を撮影する必要がある。
と言ったところ。
運動会において…
トラックの中で、自由に撮影できるのは…
腕章を付けた、プロ&スタッフだけ…
パパ・ママは、
観客席又はそれより外側…
遠距離からの撮影になる。
要するに、悪条件の中、
動く子供を撮影しなければならない。
そんな中、
少しでもよい写真・動画を撮るには…
事前の準備が大切だ。
まずは、撮影機材…
遠距離からの撮影が多くなるので…
高倍率ズームを搭載したカメラを用意したい。
35mm換算で最低でも300㎜以上は必要。
望遠が必須なので、スマホではちと厳しい。
また望遠撮影は、
手ブレが起きやすくなるし、
長時間撮影は、腕に負担がかかるので…
三脚又は一脚を用意したい。
もうひとつは、
子供との事前ミーティング。
・徒競走のスタートとゴールの位置
・演舞の時、子供はどの辺に位置するか
・決めポーズ時は、どちらを向いているか…等
まずは、事前準備をしっかりおこないたい。
当日現場でのカメラセッティングについては…
ケースバイケースで対応すればよいが…
基本的には、
・シャッターは連射モード
・AFは、コンティニュアスAF
といったところか…
カメラ任せの完全AUTOモードは、
単射モードでシングルAFなので注意が必要。
もし、これらのカメラセッティングが難しい
そう感じている方は、
取りあえず、シーンモードを選択して、
スポーツモードに設定するとよいだろう。
そうすれば、基本的に
連射モードのCAFになる場合が多い。
ただし、機種によっては、
そうならない場合もあるので注意が必要だ。
最後にもう一度、おさらいすると…
運動会を上手に撮影するためには、
1.事前にポジショニング情報を収集する
2.望遠対応カメラと三脚・一脚を用意する
3.CAFと連射で、撮りまくる。
4.連射で沢山撮影した中から、
よいものだけをプリントする
といった所ではないだろうか…